中小企業、個人事業主(フリーランス)に対して、新型コロナの影響を受け、事業継続の為の給付金措置*1を行う事を発表しています。
具体的に『対象となる事業者の条件は?いつから始まり、どこで申請し、給付額はいくらになるのか?そして、いつ給付されるのか』など、4/10時点*2で発表されている情報を元に調査をしましたのでご覧下さい。
- 中小企業200万円・個人事業主(フリーランス)100万円の名称は『持続化給付金』
- 自身の経営は、中小企業なのか個人事業主に当たるのかを確認する
- 給付対象となる中小企業や個人事業主(フリーランス)は?
- 申請開始時期について? 中小企業200万円・個人事業主(フリーランス)100万円の給付金
- 給付額はどうなるのか?中小企業200万円・個人事業主(フリーランス)100万円の給付金
- 申請先は何処に行けばいいのか?持続化給付金
- 給付金はいつされるのか? 中小企業200万円・個人事業主(フリーランス)100万円の給付金
- 持続化給付金 中小企業200万円・個人事業主(フリーランス)100万円のまとめ
中小企業200万円・個人事業主(フリーランス)100万円の名称は『持続化給付金』
- 予算額は2兆3176億円
自身の経営は、中小企業なのか個人事業主に当たるのかを確認する
まず初めに、申請を行う前に自身がどこに該当するのか、非常に簡単ですが解説をお読み下さい。
中小企業の定義とは?
本記事は、社員数が数名程度と少ない企業を想定していますので、あまり気にする事は無いかと思いますが、中小企業の定義について調べてみました。
中小企業の定義として、原則下記の様に定められています。
※法律や制度によって「中小企業」として扱われている範囲が異なることがあるとの事
中小企業庁HPより引用
業種分類 中小企業基本法の定義 製造業その他 資本金の額又は出資の総額が3億円以下の会社又は
常時使用する従業員の数が300人以下の会社及び個人卸売業 資本金の額又は出資の総額が1億円以下の会社又は
常時使用する従業員の数が100人以下の会社及び個人小売業 資本金の額又は出資の総額が5千万円以下の会社又は
常時使用する従業員の数が50人以下の会社及び個人サービス業 資本金の額又は出資の総額が5千万円以下の会社又は
常時使用する従業員の数が100人以下の会社及び個人
個人事業主とは?フリーランスの違いはあるのか?
■個人事業主とは法人化せずに事業を行っていることを指します。例えば、飲食店経営・理美容室などで法人化しないで営業している方となります。
■フリーランスとは最近多く聞かれる言葉ですが、法人化せずに、企業などから個人として都度請負契約を結ぶ、形態をフリーランスと称しているようです。
会社には所属しないが、稀に企業内に入り案件が終わるまで仕事をする方もいる為、派遣と間違われるケースもあるようです。
つまり、『雇用契約せず、かつ法人化していない』個人で事業をしている方は、個人事業主となります。
給付対象となる中小企業や個人事業主(フリーランス)は?
4/7の安倍首相の会見では、多くの分野で突然収入が7割8割減となっている
前年の売り上げに対して、今年(2020年)の1月~3月の売り上げが半減した中小企業・個人事業主(フリーランス)が対象となる。
- 1月~3月の売り上げの内、1ヶ月でも半減していれば対象となる。
昨年の途中から起業した事業者についての言及はありませんでしたが、新型コロナウイルス感染症特別貸付のケースだと『業歴3ヵ月以上1年1ヵ月未満の場合は、最近1ヵ月の売上高が次のいずれかと比較して5%以上減少している方』とあります。
- 過去3ヵ月(最近1ヵ月を含みます。)の平均売上高
- 令和元年12月の売上高
- 令和元年10月から12月の平均売上高
新型コロナウイルス感染症特別貸付では当初は20%の売上減が緩和され5%減となりました。
中小企業200万円・個人事業主(フリーランス)100万円の「持続化給付金」も同様の内容が予想されますが、発表を待ちたいと思います。
youtubeを再生すると、1月~3月の売り上げの内、1ヶ月でも半減について言及してる場面がご覧頂けます。
申請開始時期について? 中小企業200万円・個人事業主(フリーランス)100万円の給付金
- 4/10の最新情報では、4月中に国会で補正予算が可決されれば、早ければ5月初旬になる模様(新しい情報が入り次第更新)
給付額はどうなるのか?中小企業200万円・個人事業主(フリーランス)100万円の給付金
中小企業200万円・個人事業主(フリーランス)100万円は売上が半減した事業者に対して一律なのか?それとも、最大なのかですが中日新聞の4/4付けの記事では
収入が半分以下に減少していることを条件に、減収分を補填(ほてん)
とありました。減収分の12ヶ月分が補償の対象とのようなので、売り上げが非常に少ない事業者を除き計算上では、発表額を給付できる可能性が高いと思われます。
- 下記のケースだと、一番売り上げが落ちた3月を対象とし、減収分を補填となる為、70%が減収となり、掛ける12カ月分となります。上限は決まっているので、中小企業200万円・個人事業主(フリーランス)100万円が予想されます。
- 前年の総売上(事業収⼊)-(前年同⽉⽐▲50%⽉の売上×12ヶ⽉)
申請先は何処に行けばいいのか?持続化給付金
- 4/7現在、経済産業省の資料によると民間団体等の記載のみ
詳細は決定し次第更新します。
給付金はいつされるのか? 中小企業200万円・個人事業主(フリーランス)100万円の給付金
- 4/10の最新情報では、オンライン申請後、最短で2週間との情報(正式な発表があり次第更新)
経済産業省の担当によると
経済産業省の担当者は、提出書類に不備がない場合、オンラインの場合は申請から書類の確認、給付までを2週間程度でできるようにしたいとしている。
東京新聞の4/4の記事では
4/7にまとめる経済対策に盛り込み、二〇二〇年度補正予算案を編成する。月内に成立させる方針で、現金給付は五月中の支払い開始を目指す。
実際に4/7に補正予算が閣議決定しているので、早ければ5月中となる模様です。
持続化給付金 中小企業200万円・個人事業主(フリーランス)100万円のまとめ
現時点ではおおよその骨格が決まった段階の為、これから詳細が発表されて来ますが、非常事態宣言も発令され、より一層、経営状況が厳しくなる事が予想されますが、一刻も早く詳細の発表を待ちたいところです。
ご意見や申請についてのアドバイスなど、できることがあればお手伝いしますのでお気軽にコメント欄にお寄せ下さい。